美鈴珈琲ときのとや、ロイズ

先日札幌に行ったときに美鈴珈琲で買ったストロベリーフレーバーのインフューズドコーヒーが、思いのほか気に入っていたり

オレンジとか洋酒とかのインフューズドコーヒーは高級スーパーとかで見かけるし、実際試したこともあるんだけど、そっちはこんなもんか?という感じだった

今回買ってきたストロベリーのやつはもう香りも味も強烈で、今まで飲んだものとは全然違っていた

こっちの方が好きかも、体験が広がって楽しめて、ナイスチョイスだった

国際ビルの美鈴珈琲にはだいたい札幌行くたびに寄ってるんだけど、店員さんに好みを相談すると銘柄について親切に教えてくれる

今回はこれまでよく見かけたお兄さん(この人にも何度か親切にしてもらった)とは違うお兄さんがいた

「なんかクセが強いのを飲んでみたい」と、デザイナーに「なんかいい感じに」というくらいの中身のない丸投げをするような、微妙な注文をしたところ、「(客の私の好みが浅煎り寄りだとわかったので)自分とは好みが違うみたいだし、感じ方も結局人それぞれだから難しいんだけど、、、」と言いながら(100%仰る通り)いくつか候補をくれて、その最後の一つの変わり種として出してくれたのがこれだった

ありがとうございました

あとはケニアSPを買ってきた

(ちなみに本当に無茶振りをしたわけではなく、こういうのが私としては癖を感じるもので、こういうのがクリーンですっきりした味に感じるもので、、、といった感じで、美鈴珈琲のこれまで飲んできた銘柄で私の感覚値を説明してはみた)

あと、おまけのおまけで「そういえば」ということで紹介してくれたもので、「ゲイシャはちょっと値が張るけどおすすめで、こんなに香り高いものなのか!と想像を超えてきてびっくりした」みたいなことを言ってたから、滞在終わって札幌出る時に買って帰ろうかなと思ったら、時間がなくて買いそびれてしまった

もともとはホワイトマウンテンとプレミアムブレンドが気に入ってたからそれを買い足して帰ろうかと思ってたけど、今回は思い切ってゲイシャにしてみようかな、と思ってたところだった、んだけども、、、

やらかしたー、、、無念だ

そして帰ってきて、これはもしかしてすごく合うのでは、と思ってとっておいたお菓子、

お土産調査用に買ったものの残りの「きのとや ナッティクリームバー」を合わせてみたら、

これがまた最高に相性が良くて、

よく食べずに1個残しておいた自分、ありがとう美鈴珈琲(の店員のお兄さん)という感じ

このコーヒーは単品で楽しむのが無難なのかな、食べ物は何か合うものがあるんだろうか、、、と思ってたけど、チョコ・クリーム・ビスケット生地はジャストフィットだった、ナッツもいい感じ

普通のコーヒーとは微妙にストライクゾーンがずれている分、噛み合った時の喜びはひとしおだなあと

きのとやもこの手のゴテゴテしたやつをあまり通ってこなかったので、新鮮な感じだった(私の好みはもともとジャンキー系なんだけど、きのとやは装飾の少ない焼き菓子とかがものすごくおいしいと思っていて、自分の中で六花亭と同じ方角にいる)

これで味をしめたので、お試しで買ってあった「ロイズ アロマティックカカオ3種」を合わせてみたら、これもまたすばらしかった

時々ある現象だと思うんだけど、お菓子を単品で食べるよりも、コーヒーを飲んで食べた方が風味の違いがよくわかったくらい

ビターとスイートにはすごく合う感じだったかなあ、ミルクはちょっと違うかなと思った、合わないってことではないんだけど

そしてこっちは3種じゃなくて大きめのやつを買っておけばよかったな、、、失敗したなあ

ロイズは映え系・見るからに濃厚系より、昔からのスタンダードなものほど個人的には刺さり続けているので(とはいえ滞在先で分けてもらったマロンショコラ?はすっきりまとまっていておいしかったから、まだまだ試さないとなんとも言えないが)、これはどっち側なんだろうな、、、と迷って小さめにしてしまったが、、、これは大きめでよかった、

量が小分けで多いのが救い、ありがとうありがとう(きっと大人数の職場とかのお土産にも重宝されていることだろうなあ、しかもこれだけおいしいなら小さくても全然これでいいよね)

あとストロベリーの方ばかり買いてしまったけど、ケニアSPもおいしかった、ただ記憶が消えかかってるのでまた近々淹れて他のお菓子と合わせていただいて、別途書こうかなあなどと

まーとてもいい時間を過ごせた、地元のすばらしい珈琲屋さんにもお菓子屋さんにも、それらの文化にも感謝だなー(地元の人の生活との関係を特別に大切にしていると思ってる、でなければいくらでも別の形の商売をしていると思うので)

生まれた土地だからなのか単に性に合うのかわからんけど、北海道にもう少しちょいちょい行けたらなあと常々思う