65dosのMimik

久々に刺さったかもしれない、

1曲目は最後のノイズまで含めていい感じだった

夜の砂漠の寒さと乾きの中で放浪してから、満身創痍で日の出を見ているが、それが幻覚なのか現実なのかわからないような、昔からそんな神々しさがあって、それがいい感じに出てる

今2曲目聞いてるけど、ポストロック時代の良さ、2010年くらいのエレクトロ移行期の良さが、それぞれうまく取り込まれてる気がする

これは今の曲でありながら、すごく昔の(昔からの)味わいにも似ている

最後の、頭を埋め尽くす耳鳴りから解放される感じ、みたいな感じもなんか懐かしい

この後の曲も多分全部いいだろうなーこれは、っていうのがはっきりわかる

3曲目はシステムと焦燥感で激しく燃え上がっているのに、やはり喉はカラカラに乾いているし、耳鳴りがひどい

ポストロック時代から、このバンドはUKで一番有名なくらいのバンドだろうと勝手に思い込んでいたんだが、最近どっちかというと実験的アートの方名で有名らしいということを知って、びっくりしている

えー、、、マジなのか、、、

そんで、ついにこれまでの探究を総合した、完成系のようなものになるのだろうか

でもまあ多分、すぐ次に行くんだろうけど

昔の曲聞きたいってずっと思ってるけど、多分売る気は無いんだろうな、でもこれが聞けるなら悪く無い気がする(アートの思想的に振り返る気がないんだろうけど、きっと商業的にも悪くない判断だと思う、まあファンとしては聴けないのは困るんだがそれでも、、、)

下はMimik、2025の一曲目

65daysofstaticは、多分自分の中では、ポロックっぽい感じがあるんだよな(ポロックはアメリカだけど)

ノイズが感情に結びつく表現を追求しながら、それが何かを言語化できない、つまりノイズのままである、その領域を探っている感じというか、、、

ノイズ、轟音、熱量、湿っているが、焼け付くようでもあり、カラカラに乾いている、頭の中でクリックノイズが繰り返し反響している、耳鳴りで視界が歪む、眩い光が見える、その光を頼りに歩き続ける、そんな感じ

Mimikの曲は全部良かった